Rプログラミング入門 3回目
Rプログラミング入門 3回目。独自関数。
独自関数
自分で関数を作りましょう。のお話し。
この記事で、「サイコロを2回振った時をシミュレート」をする事ができました。
次に、「出た目の合計」を求めます。
合計を求めるには、sum関数を用います。
RStudio
R Tools for Visual Studio
この時のオブジェクトの状態がこちら。
RStudio
R Tools for Visual Studio
(前の記事でも記載しましたが、オブジェクトの値を見るには、VSの方が良さげ。)
当然ですが、dice <- sample(die,2,replace = TRUE)した時に、diceオブジェクトの値が
確定します。
そのため、同じ手順(同じコマンド)で、
「サイコロを2回振った時をシミュレート」して、「出た目の合計」を求めるには、
毎度毎度、diceオブジェクトに「サイコロを2回振った時をシミュレート」した結果を入れなおし、毎度毎度、sum(dice)する必要があります。
これはめんどくさいです。コマンドが2行になるのが嫌です。
毎度毎度、diceオブジェクトに入れ直し、その都度、sum関数を使う。
1行でやりたんです。
そこで独自関数。
独自関数の記載の仕方は、「my_function <- function() { } 」です。「{ここに関数の内容を記載します。}」
RStudio
R Tools for Visual Studio
関数名:roll
本体:
dieオブジェクトに1:6のベクトルを入れる
diceオブジェクトに、dieオブジェクトの中から2要素をランダムに取得する。
sum関数で、diceオブジェクトの値を合計する
その時のオブジェクトはこうなっています。
RStudio
R Tools for Visual Studio
RStudioでは、Functionsのカテゴリの中にroll関数が表示されます。
R Toos for Visual Studioでは、「Value」 「Class 「Type」を見ると、関数であることが分かります。
さらに、RStuidoではEnvironmentエクスプローラーで、関数を選択すると関数の中身が見れます。
RStudio
(関数オブジェクトを見るには、RStudioの方が、使いやすいです。)
これで、roll関数を呼ぶだけで、
「サイコロを2回振った時をシミュレート」して、「出た目の合計」を得られます。
RStudio
R Tools for Visual Studio
今日はここまで。