Mukku John Blog

取り組んでいること を つらつら と

Power BI Desktop 10月アップデートの内容-3

この記事の続きです。
mukkujohn.hatenablog.com

接続先

3つ増えました。

1つ目は、Dynamics 365 for Financials
今まで、業務アプリのスクラッチ開発が主だったので、
Dynamics CRMとか触れたことないんだよなー。しかもfor Financialsって。。。

とりあえず、接続してみます。オンラインサービス部分にあります。
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プレビュー段階だから、ほにゃららと。
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OData URLを入れろと。
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この先は、接続先もないし、データ構造も分からないなので、
ここまでで。


2つ目は、OLEDB
これ需要あるのかな?
あらかた、Microsoftのサービスへは接続先が既に整っているし。。。

その他部分にありますね。
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接続文字列には、UidやPwdを入れるなと。
この後にダイアログが出るから、そこで入れてね。と。
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3つ目は、MixPanel
知らなかったのですが、Webサイトの解析ツールのようです。
mixpanel.com

オンラインサービス部分にあります。
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プレビュー段階なので、ほにゃらら。
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APIキーとパスワードですね。
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関数呼び出しのテーブルパラメータのサポート

新しいクエリ作成時に、テーブル関数が使えるようになったみたいです。

新しいクエリ作成するための入り口は2か所あります。
1つは、データの取得 → 空のクエリ
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もう1つは、
クエリエディターのクエリ部分で右クリック → 新しいクエリ → 空のクエリ
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空のクエリを作成時に、数式バー(?)に関数を入力しますが、
大文字小文字を間違えないように!
Table.Transposeと正しく入力しましょう。
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Table.Transpose()は、テーブルを転置します。
対象のテーブルを選択します。ここでは、カラム名は省略しておきます。理由は後述。
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そして呼び出し!
新しくテーブルが作成されます。
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そしてこのクエリですが、カスタム関数の呼び出しでも使う事ができます。
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とまぁ、こんな機能なのですが、
先ほどカラム名を省略した部分に大きな落とし穴がありました。

新しいテーブルの数式バーを見ると、nullになっている部分があります。
ここですが、列名をリスト形式で指定することができます。
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カラム名を指定するところに戻ります。
リスト形式で指定すれば良いので、こんな形で指定しますよね?
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呼び出すとこうなります。えぇぇぇ
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おい!
リストを囲むな!ダブルクォーテをエスケープするな!と

ならば、
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えい!
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もう何も言うまい。。。

セッションID

ヘルプ出すときに、この情報を付与しろってことですかね。
ファイル → ヘルプ → バージョン情報です。
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この画面のSessionIDのとこです。
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ようやく10/31に出たアップデートの追いかけが終わりました。
しばらくは、Rと戯れたいですね。