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Mukku John Blog

取り組んでいること を つらつら と

Power BI Desktop 11月アップデートの内容

PowerBI

Power BI DesktopのUpdateがされたので、試してみました。
powerbi.microsoft.com

レポート

レポート部分での機能追加は、6つあります。
順に追ってみていきます。

  • ドロップダウンスライサ
  • 階層軸
  • マトリックスの条件付き書式
  • 表と行列の列の書式
  • 軸ラベルとタイトルの色の設定
  • バイルレポートのスクロール

ドロップダウンスライサ

スライサにカテゴリ値をマッピングした時のUIは、チェックボックスだけでしたが、
ドロップダウンが追加されました。これでレポートがすっきりします。


スライサの右上で、ドロップダウンを選ぶと、UIが変わります。

f:id:MukkuJohn:20161129125004p:plain:w300 f:id:MukkuJohn:20161129125356p:plain:w300

こんな感じで使えます。(左がチェックボックスのスライサ/右がドロップダウンのスライサ)
f:id:MukkuJohn:20161129125531p:plain:w300

階層軸

ドリルダウンするときに、上の階層のラベルを表示する機能が追加されました。

今までは、下の階層にドリルダウンすると、上の階層が何だっけ?な状態でした。
(左から右にドリルダウンしています。お菓子カテゴリに含まれる商品です。)

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設定をONにすると、上の階層のラベルを表示できるようになりました。
f:id:MukkuJohn:20161129131711p:plain

設定する箇所は、書式 ⇒ 軸 ⇒ ラベルの結合です。
ここをオフにします。(初期値はオンのままです。)
f:id:MukkuJohn:20161129131936p:plain:w300


日付を軸に設定した時は、何月の何日だっけ?って迷子にならなくなりました。
f:id:MukkuJohn:20161129132331p:plain:w500:h200

マトリックスの条件付き書式

マットリックス内の値に基づいた、条件付き書式が設定できるようになりました。

Excelからの置き換えを意識すると、だいたい登場する表です。
f:id:MukkuJohn:20161129135549p:plain:w200:h300

値にマッピングしている項目を選んで、条件付き書式を選びます。
f:id:MukkuJohn:20161129135806p:plain:h400

この画面で設定します。
f:id:MukkuJohn:20161129134338p:plain:w400:h300

デフォルトですと、最小値から最大値にかけて色が変わっていくように設定しますが、
特定の値から特定の値にかけても設定ができます。


画面内の左右逆方向という不思議な日本語のチェックボックスですが、
英語のUIですと、Divergingとなっていました。

チェックをつけることで、中央値が置かれるので、
中央値から、「最小値に向けて」と「最大値に向けて」を分けて設定します。
f:id:MukkuJohn:20161129134935p:plain:w400:h300

設定すると、こんな見映えになります。
f:id:MukkuJohn:20161129135945p:plain:w200:h300

条件付き書式を削除するときは、設定するときと同じように、
値にマッピングしている項目を選んで、条件付き書式の削除を選びます。
f:id:MukkuJohn:20161129140141p:plain:h400

表と行列の列の書式

表の列ごとに、フォントの色背景色が指定できるようになりました。
また、それぞれの列で、ヘッダー行や合計行に適用するか否かを指定できます。

こんな表です。(さっきはマトリックスを使っていましたが、これは表を使っています。)
f:id:MukkuJohn:20161129141207p:plain:w200:h300

設定は書式 ⇒ 列の書式設定 です。ここで列ごとに設定をしていきます。
f:id:MukkuJohn:20161129141708p:plain:h400


こんな感じで、列ごとにフォントの色と背景色が指定できて、
さらに、ヘッダ行と合計行に適用するかどうかも指定できます。
f:id:MukkuJohn:20161129141942p:plain:w200:h300

軸ラベルとタイトルの色の設定

ほとんどのグラフで、軸ラベルの文字色とタイトルの文字色が別々に指定できる
ようになりました。
(色の設定よりかは、文字を大きくしたいんだけど、、、)

こんな感じです。
f:id:MukkuJohn:20161129142553p:plain:w400:h300

設定は、書式 ⇒ です。
f:id:MukkuJohn:20161129142604p:plain:w200:h300

バイルレポートのスクロール

バイル向けのプレビュー画面で、レイアウトを確認する時に、
スクロールしてグラフを配置できるようになりました。

バイル向けのプレビュー画面はここの、レイアウトを変更を選びます。
f:id:MukkuJohn:20161129143159p:plain:w350:h200

そして、このプレビュー画面上で、スクロールできますと。
f:id:MukkuJohn:20161129143241p:plain:w200:h300

分析系

アップデートは、3つです。

クラスタリング

散布図で自動的にクラスタを見つけてくれます。

プレビュー機能ですので、オプションで設定をしておきます。
クラスタリングのところです。)
f:id:MukkuJohn:20161129144616p:plain:w400:h350

クラスタリング機能を有効にしたら、散布図の右上の…のところです。
ここでクラスターの自動検索が行えます。
f:id:MukkuJohn:20161129145054p:plain

選ぶと、クラスタという味気ないダイアログが開きます。
クラスターの数が指定できますが、ここは自動で進みます。
f:id:MukkuJohn:20161129145150p:plain

そうすると、このようにクラスタリングされます。
f:id:MukkuJohn:20161129145344p:plain

フィールドリストには、クラスタリングされたフィールドが追加されています。
f:id:MukkuJohn:20161129145529p:plain:w350:h450

このフィールドの…から、クラスタリングの編集が行えます。
f:id:MukkuJohn:20161129145717p:plain:w350:h500


また、クラスタという味気ないダイアログが開きます。
ここで、クラスターの数を変更して、再度クラスタリングが行えます。
f:id:MukkuJohn:20161129150031p:plain

クラスターの数を3個に変更してみました。
f:id:MukkuJohn:20161129150227p:plain


3軸以上でクラスタリングを行いたい場合は、表を基に行うことができます。
こんな表ですね。
f:id:MukkuJohn:20161129151344p:plain:w300:h300

同じように右上の…から、クラスターの自動検索を選びます。
f:id:MukkuJohn:20161129151405p:plain

同じようにクラスターのフィールドが追加されます。
f:id:MukkuJohn:20161129151506p:plain:w350:h350


新しく追加されたクラスターのフィールドは、さらに分析を進める上で役立ちます。
Power BI Blogでは箱ひげ図のCustom Visualを使っています。

こんな感じですね。クラスタリングされたカテゴリごとの馬力の箱ひげ図です。
R: Motor Trend Car Road Testsデータセットを使っています。
f:id:MukkuJohn:20161129152150p:plain

予測

プレビュー機能からGAされました。またPower BI Serviceで使えるようになっています。

階層軸で使用したこのデータは、毎月5日までのデータしかありません。
f:id:MukkuJohn:20161129154547p:plain

5日以降は、予測値を表示させます。
f:id:MukkuJohn:20161129155016p:plain
データポイントをマウスオーバーすると、予測値や上限値、下限値が表示されます。

設定は、分析のところにあります。
予測の範囲や、信頼区間、色の塗りつぶしなどが指定できます。
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グループの作成UI

先月追加されたグループですが、作成するUIが2か所増えています。
1つ目が、モデリングタブです。
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2つ目が、データ/ドリルタブです。
f:id:MukkuJohn:20161129155617p:plain

データコネクタ

アップデートは、4つです。

  • SparkへのDirect Query(プレビュー)
  • ODataフィードのパフォーマンス向上
  • バイナリ結合の強化
  • Azure Analysis Services

SparkへのDirect Query

Sparkに対して、Direct Queryモードが追加されました。
ただ、プレビュー機能なので、Power BI Serviceからは使用できません。

ODataフィードのパフォーマンス向上

どうやら、ODataの扱いを変えたため、Power BI側に取得するデータ量が少なくなり、
トランザクションが効率的になりました。と。

う~ん、ODataフィードを使っているレポートがあるんだけど、効果を体感できるくらいなのかな。
Power BI Desktop更新してしまったら、以前がどんなだったかも分からない。

バイナリ結合の強化

このリリース前は、各ファイルを1つのテーブルに結合する時に、
ヘッダ行があるテキストファイルかCSVファイルしか対象としてなかったのかな。

ExcelファイルとテキストファイルとCSVファイルの結合を試してみましたが、
エラーになってできませんでした。。。

テキストファイルとCSVファイルの結合はできたんですが、、、
う~む。


Azure Analysis Services

先月発表されたこのサービスに対するコネクタが増えました。
azure.microsoft.com

日本リージョンでは使えないので、まだまだかな。

Webページ

Webページからインポートして作成したデータセットのデータを、
Gatewayを介さずに更新できるように頑張っているみたいです。


クエリ編集

アップデートは、3つです。

  • function Authoring
  • %データタイプ
  • クエリの依存関係ダイアログ

function Authoring

バイナリ結合時に自動的に作られるクエリやクエリから作成される関数ですが、
それらの間で依存関係が作成されるので、クエリを実行すると、関数も更新されるっぽい。

。。。Excelファイルを含めたバイナリ結合上手くいかなかったからなぁ。
このあたりは、あとで調べなおさないとダメだな。

%データタイプ

パーセンテージがデータタイプに増えました。それだけ。
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クエリの依存関係ダイアログ

依存関係のダイアログが、最大化と戻すに対応しました。
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クエリまわりってどれくらい使われているんですかね?
DirectQueryモードでレポート作るほうが多いと、あまり使わないという。。。

最後に

Power BI Serviceに発行しました。


発行して、タグ作るときに気付いたのですが、
いつのまにかpbixファイルがダウンロードできるようになってました。
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とりあえず、ローカルのpbixファイル捨てても大丈夫かな。