Mukku John Blog

取り組んでいること を つらつら と

2016-07-01から1ヶ月間の記事一覧

Rプログラミング入門 19回目

スピード コードのスピード。 やっぱり、試行回数を増やしつつ、シミュレーションをするには、 コードが早くないとね。Rには、早くするテクニックがあるよ。のお話し。 ベクトル化コード コードを早くするには、下記3つを利用します。 論理テスト 添字操作 …

Rプログラミング入門 18回目

過去記事で作成したスロットマシンの賞金の期待値を算出していきます。 シンボルの一覧はこちらです。 > wheel <- c("DD","7","BBB","BB","B","C","0") > wheel [1] "DD" "7" "BBB" "BB" "B" "C" "0" この記事で使用したexpand.grid関数を使って、全ての組み…

Rプログラミング入門 17回目

このサイコロの期待値を考えながら、ループを学ぶ下準備をします。 > die <- c(1,2,3,4,5,6) > die [1] 1 2 3 4 5 6 期待値 個々の可能な事象が持つ値にその事象が発生する確率を掛けたものの合計。 これ。 なので、上のdieオブジェクトの期待値はこうです。…

Rプログラミング入門 16回目

前回の作業で、play関数を仕上げましたが、出力が美しくないです。 mukkujohn.hatenablog.comこの出力結果をどうにかしたい部分 シンボルの表示に、print関数を利用しているため、シンボルが返却されない 賞金=金額なので、$マークを付与したい > play() [1…

Rプログラミング入門 15回目

この記事の続き。 mukkujohn.hatenablog.comif~elseを利用して、score関数を作る。 おさらい 関数を作る際に、???にならないために。 複雑な問題を単純な問題に分割する 具体例を使う 文章で書いてから、Rに変換する (プログラム書き初めはこうだったかな…

一部の標本を使って、母集団の信頼できる発言をするには?

今日は、日帰り出張@滋賀県某所。行き返りの新幹線で、この本を読みました。 www.diamond.co.jp標本を採って、信頼度、信頼区間を設定して、仮説検定をして… と今まで統計の数字を出力するために踏むべきステップに触れてこなかった身として 色んな事がすっ…

Rプログラミング入門 14回目

これからの数回は、スロットマシンのシミュレーターをRで作成する過程を通じて、 これらを学んでいきます。 プログラムの設計方法 分岐処理の書き方 反復処理の書き方 ルックアップテーブルの作り方、使い方 S3メソッドの使い方 ちなみに、スロットマシンの…

Rプログラミング入門 13回目

環境 後編 この記事の後編。 mukkujohn.hatenablog.com関数実行時の環境はどうなっているのか?の続き。 評価 Rは、関数を実行する際に、 新しい環境を作り、 作った環境で関数を実行し、 関数が呼び出された環境に戻ります。 この関数で確認してみます。 > …

Rプログラミング入門 12回目

環境 前編 最初、環境とはなんぞや?と思っていましたが なんてことないオブジェクトのスコープの話。 下準備 この2つの関数の改修を通じて、 環境への理解を深めていくため、事前に作成しておきます。 (過去記事でも、何度も登場している自作関数です。) d…

Rプログラミング入門 11回目

過去記事で散々使い倒してきた、「トランプのデッキ」オブジェクトを利用して、 オブジェクト内の値の書き換え方法を学んでいきます。 下準備 この記事で保存した、card.csvファイルを、read.csv関数を利用して、 deckオブジェクトにロードしてください。 mu…

Rプログラミング入門 10回目

この記事で、保存したcards.csvファイルをdeckオブジェクトに読み込んで deckオブジェクトを操作する方法を学んでいきます。 mukkujohn.hatenablog.com 下準備 cards.csvファイルをロードしておきます > deck <- read.csv("cards.csv") > head(deck) face su…

Execute RモジュールでPlotしたグラフをPDFファイルで出力する

Microsoft AzureのMachine Learningで、Rプログラムでグラフを作成し、 作成したグラフをPDFファイルとして取得してみます。 azure.microsoft.com ゴール イカサマサイコロを2個振って、出た目の合計ヒストグラムを PDFファイルでダウンロードできるように…

Rプログラミング入門 9回目

この記事では、 1つのアトミックベクトルは、1つの同じデータ型で構成される事が分かりました。 mukkujohn.hatenablog.comでは1つのアトミックベクトルに、複数のデータ型の要素を割り当てると どうなるでしょうか? 型強制 character、logical、double型…

Rプログラミング入門 8回目

Rのオブジェクト Rのデータ型、データ構造を学んでいきます。 アトミックベクトル 単純なデータのベクトルです。 > die <- c(1,2,3,4,5,6) > die [1] 1 2 3 4 5 6 アトミックベクトルかどうかを確認するためには、is.vector関数を用います。 > is.vector(die…