Rプログラミング入門 5回目
今日は、パッケージ。進む前に前説。
「2個のサイコロを振る事をシミュレート」をサイコロにウェイトかけて悪だくみ。
ただ、サイコロにウェイトをかける前に、サイコロに歪みがない事を調べる。
(試行回数をすごく増やすと、全ての目の出る確率が1/6の確立になるはず)
調べるために、反復と可視化が必要であると。
反復にはreplicate、可視化にはqplotという便利な関数があるよと。
qplotは、独立した「Rパッケージ」という形で配布されているよと。
パッケージ
世の中のR利用者が、独自関数を作成し、公開している ⇒ パッケージ
そのパッケージを使いましょう。
じゃあ、どう使うの?がメインのお話し。
インストール
install.package("package name")でできます。
試しに、qplot関数を含む、ggplot2パッケージをインストールします。
RStudio
R Tools for Visual Studio
どちらのIDEでもインストールできました。
が表示されている内容を見ると、どうも、Tempフォルダにパッケージをダウンロードしただけっぽいです。
なので、このままでは、ggplot2パッケージに含まれているqplot関数は使えません。
library
ダウンロードしたパッケージを、ロードして使えるようにします。
ロードする前に、試しにqplot関数を呼んでみました。
RStudio
R Tools for Visual Studio
どちらもqplotオブジェクトがないエラーになりました。
次にロードしてみます。ロードするには、library("package name")です。
RStudio
R Tools for Visual Studio
どちらもWarning messageが出ています。
「パッケージ'ggplot2'はバージョン3.2.5のRの下で造られました」
分かる事は・・・
- ggplot2がどうやら造られたこと
- しかも、バージョン3.2.5のRの下で
造られたなら、Warningにするなよと。
バージョン3.2.5のRというのは、→https://cran.r-project.org/bin/windows/base/old/3.2.5/
再度、qplotとコマンドをいれてみます。
RStudio
R Tools for Visual Studio
なんか、qplotのコマンドを入れたのが申し訳ないくらいにズラズラとコードが出てきます。
ただここで重要なのが、「qplot関数の入出力が分かれば、この長いコードを知らなくても良い」事です。
いいパッケージは皆に公開して、皆で使おう。素敵。
早速、qplot関数を使ってみましょう。
プロットするのは、こちら。
- x軸:-1から1まで0.2ずつ
- y軸:0.2ずつ取ったx軸の3乗
RStudio
R Tools for Visual Studio
qplot関数すごいですね。さくっとプロットされます。
chartコントロールは捨てて、全部Rでグラフ描画 → 画像ファイル保存 →表示で良いような気が・・・
今日はここまで。